『JAVAコスメガイドVol.5』の紹介
石けんやシャンプー、基礎化粧品やメイクアップ用品といった化粧品類の毒性や有用性を調べるために、数多くの動物実験が行われています。業界や企業が隠しているその実態を知ったあなたが、「小さな動物たちが傷つけられ、殺されていくような製品は使いたくない」と思ったら ――?
そんな時、手にしてほしいのが『JAVAコスメガイド』です。
『JAVAコスメガイド』とは
JAVA独自のアンケートによって、化粧品メーカーなどを「動物実験していない」「動物実験している」に分類した『動物たちに優しい化粧品や日用品を選ぶためのガイドブック』 です。1998年にVol.1を発行、今刊でVol.5となりました。
Vol.5では、日本の化粧品メーカーと、海外ブランドの化粧品を輸入販売する支社・代理店を合わせた約1,000社に対して、「JAVA化粧品アンケート2015」を2015年2月~9月に実施。その回答と、追加した調査結果を集計して作成しました。 さらに化粧品の動物実験の実態や化粧品製造販売のシステム、動物実験をめぐる海外の動き、動物実験代替法などに関する記事もあり、充実の一冊です。
動物実験していない化粧品メーカー数が大幅アップ
「動物実験していないメーカー」は、2005年に発行したVol.3では103社、前刊Vol.4では159社でした。そして今刊は、249社と100社近く増加。動物実験しているメーカーや、原料は不明といったメーカーも載せていますので、あなたが使っている製品や買おうと思っている製品はどうなのか、探してみてください。(全てのメーカーを掲載しているわけではありません)
実験していないメーカーについては、取り扱っている製品(台所洗剤や洗濯洗剤も含む)や購入場所もわかるようになっています。さらに、実験していないことを表示しているメーカーや、動物性成分を含んでいない製品があるメーカーにはマークを付けていますので、実験していないだけではない視点から選ぶこともできます。
動物を救う鍵を握るのは、エシカルコンシューマー!
EUでは2013年3月に、化粧品の動物実験も、動物実験された化粧品の販売も禁止になりました。これは、消費者があきらめずに「化粧品の動物実験にNO!」を訴え続けた結果です。このEUでの禁止を機に他の国や地域でも化粧品の動物実験をなくす動きが広がり始めています。
日本では、JAVAが2009年から、最大手メーカー・資生堂をターゲットにキャンペーンを始めて、たくさんの消費者が動物実験反対を訴えた結果、2013年ついに化粧品会社最大手の資生堂も動物実験を廃止しました。そして他の大手メーカーもそれに続いている状況です。
EUでも日本でも、動物実験をなくす力を持つのは、倫理的なものを求める消費者です。「動物実験していない」という基準で化粧品や日用品を選ぶことによって、実験の犠牲になる動物たちを解放することへつながります。 コスメガイドでは、『あなたにできる10の方法』と題して簡単なアクションも紹介していますので、ぜひこれを参考にして、あなたも消費者の力を発揮してください!
JAVAコスメガイドのご注文について
ご購入希望の方は、『JAVAグッズストア』(Yahoo!ショップ)よりご注文ください。
※ネット通販をご利用いただかない場合は、お電話、FAX、メールでのご注文も承っております。
ご注文の際には、件名に必ず「コスメガイド購入希望」とご明記の上、「お名前」「ご住所」「ご連絡先」「ご注文数」をJAVA事務局までお知らせください。
電話 | 03-5456-9311 |
FAX | 03-5456-1011 |
javaあっとjava-animal.org ※「あっと」を半角の「@」に変えてください |
JAVAコスメガイドを販売していただけませんか?
JAVAコスメガイドは基本的に事務局を通しての販売となりますが、趣旨をご理解いただいたお店のご協力を得て、一部店頭で販売されています。「うちのお店でもコスメガイドを販売したい!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ直接JAVA事務局までお問い合わせください。
また、パネル展など各種イベントでの販売も大歓迎です!ぜひご相談ください。