JAVA(NPO法人動物実験の廃止を求める会)は、1986年に設立された非営利の市民団体です。
動物実験の廃止を求める運動を中心に、動物の権利擁護を訴え、世界各国の動物保護団体とも連携しながら、実践的な活動を展開しています。
「動物実験は残酷だけれど医学の進歩のためには必要だ」とよく言われます。しかし、動物実験は「非人道的である」という倫理的な批判に加え、「動物実験で得たデータの多くは人間にあてはまらない」など科学的な見地からも、その過ちが指摘されてきました。
人も動物も幸せになれる社会を考えたとき、動物実験が抱えているさまざまな問題がみえてきます。動物実験の廃止は単に動物のためだけでなく、人間の生命や生活を守るうえでも大切であると私たちは考えます。
団体概要
団体名 | 特定非営利活動法人 動物実験の廃止を求める会(JAVA) |
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所在地 | 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町29番31号 清桜703 |
連絡先 | ☎ 03-5456-9311 📠 03-5456-1011 📧 javaあっとjava-animal.org (「あっと」を半角の「@」マークに変えてください) |
設立年 | 1986年 |
代表 | 理事長 長谷川裕一 |
活動趣旨
- 動物実験の実態および倫理的・科学的過ちを広く知らせ、その廃止を訴える
- 動物を実験に用いることなく、その代替となる方法の確立を求める
- この地球上に生きているすべての生き物のいのちが、尊ばれ大切にされることを求める
会の主な活動
- ICAPO(OECDプログラムにおける国際動物保護委員会)のアジア代表メンバーとして、OECD(経済協力開発機構)に参加し、「OECD毒性試験ガイドライン」などの改正を進めています。
- 市民団体では唯一の日本動物実験代替法学会の賛助会員として、動物実験を止め「代替法」へ転換するよう、国や研究機関・大学などに働きかけています。
- 動物実験を行っている化粧品会社に対して、動物実験の廃止を求めています。
- 殺処分中心の動物行政に対して、「動物の命を生かす動物行政」への転換を求めています。
- 捨てられる不幸な命をなくすため、犬猫の不妊去勢手術の普及啓発を行っています。
- 毛皮反対の国際連盟Fur Free Allianceのメンバーとして、毛皮生産の実態を広め、その廃止を求めています。
- 全国で起こる動物虐待問題を調査し、その解決に取り組んでいます。
- パネル展やマスコミなどを通して、動物愛護意識向上ための普及啓発を行っています。
- 海外の動物保護団体と協力して、協同キャンペーン、署名運動などを行っています。
協力・連携団体など
- 日本動物実験代替法学会
賛助会員(1997年~) - ICAPO(OECDプログラムにおける国際動物保護委員会)およびICAPPP(医薬品プログラムにおける国際動物保護委員会)
構成団体(2002年~) - ASCCT(The American Society for Cellular and Computational Toxicology/米国動物実験代替法による毒性学会)
会員(2011年~) - 毛皮反対の国際連盟FFA(Fur Free Alliance)
構成団体(2009年~)