化粧品の動物実験をなくすために、メーカーに意見を届けよう!
多くの消費者の皆さんが、動物実験していない化粧品を選んで購入してくれるようになった今、次のステップとして、『メーカーに意見を届ける』というアクションを実践することがとても重要です。
『動物実験していない製品を選ぶ』というアクションも不可欠ですが、これだけでは化粧品の動物実験はなくせないとJAVAは考えます。なぜなら、「動物実験に反対している」「動物実験している商品を使いたくない」といった消費者からの意見が届かなければ、動物実験をしているメーカーや、動物実験について回答しないメーカーに、自分たちの製品が選ばれなかった理由が動物実験にあるということが伝わらないからです。
動物実験していない化粧品を選ぶ、そしてメーカーに意見を届ける。この2つのアクションを合わせてこそ、消費者の影響力をより大きなものにできるのです。
「消費者が動物実験していない商品を求めているから、動物実験をやめよう」という決断のきっかけをつくるために、みんなでメーカーに意見を届けていきましょう!
JAVAは、「JAVAコスメガイド」の改訂版の制作に向け、2023年9月~2024年6月にかけて1,000社以上の化粧品メーカーに対して動物実験に関するアンケート調査を行いました。「動物実験していないメーカー」はコスメガイドVol.6に掲載している通りですが、ここでは「アンケートに回答しなかったメーカー」と「動物実験していると回答したメーカー」のうちの一部を以下のリストにまとめました。
愛用のメーカーやこれから買おうと思っているメーカーに、ぜひ動物実験について問い合わせてみてください。
動物実験をしていると回答があったら、「動物実験をやめてほしい」「動物実験していない商品を使いたいので、やめるまで買いません」というあなたの思いを伝えてください。そして、動物実験していないと回答があったメーカーには、感謝と応援のメッセージを届けてください。
*お問い合わせの文面サンプルはこちら
アンケートに回答しなかったメーカー
会社名/主なブランド名
◆㈱ I-ne
ボタニスト、ヨル、サロニア
◆㈱ アイビー化粧品
アイビー化粧品
◆㈱ アクシージア
アクシージア、リスブラン、ザ ビー
◆㈱ アルマード
チェルラー、オルフェ
◆アンファー ㈱
スカルプD
◆ELCジャパン合同会社
エスティ ローダー
◆㈱ 伊勢半
キスミー、ヒロインメイク
◆㈱ ウテナ
ウテナ
◆㈱ MTG
リファ、オンアンドドゥー
◆㈱ 近江兄弟社
メンターム
◆大島椿 ㈱
大島椿、アトピコ
◆㈱ かならぼ
フジコ
◆㈱ 北の達人コーポレーション
北の快適工房
◆銀座ステファニー化粧品 ㈱
シーエヌピーラボラトリー
◆㈱ クオリティファースト
ダーマレーザー
◆クオレ ㈱
ケーパレット、ワンデイタトゥー
◆クラシエホームプロダクツ販売 ㈱
いち髪、ナイーブ、肌美精
◆㈱ コージー本舗
アイトーク
◆ザ・プロアクティブカンパニー ㈱
プロアクティブ
◆シスレージャパン ㈱
シスレー
◆シャネル合同会社
シャネル
◆シャボン玉石けん ㈱
無添加シリーズ、せっけんハミガキ
◆㈱ シロク
エヌオーガニック、ファス
◆㈱ 世田谷自然食品
シーク
◆ちふれホールディングス ㈱
ちふれ
◆㈱ ディー・アップ
ディーアップ
◆㈱ ディーエイチシー
ディーエイチシー
◆常盤薬品工業 ㈱
なめらか本舗、エクセル
◆Dr.ルルルン ㈱
ルルルン
◆日本生活協同組合連合会
コープ化粧品
◆日本ロレアル ㈱
ロレアル
◆ニュースキンジャパン ㈱
ニュースキン、エージロック
◆㈱ ハウス オブ ローゼ
オー!ベイビー、ビープライム
◆㈱ バスクリン
バスクリン、きき湯、ソフレ
◆㈱ pdc
ピメル、毛穴フォーカスVC
◆㈱ フォーシーズHD
キュア、フェヴリナ
◆プレミアアンチエイジング ㈱
デュオ、クレイエンス
◆㈱ フローフシ
ウズ
◆㈱ マークスアンドウェブ
マークスアンドウェブ
◆㈱ mano mano
ウプト、パース、ヤミーズトイ
◆㈱ 桃谷順天館
ジュネフォース、RF28
◆ヤーマン ㈱
メディソフト
◆㈱ 山田養蜂場
RJ、ハニーラボ
◆㈱ ユーグレナ
ネッコ、コンク
◆ユースキン製薬 ㈱
ユースキン
◆ユニリーバ・ジャパン ㈱
ダヴ、ヴァセリン、モッズ・ヘア
◆ライオン ㈱
クリニカ、ノニオ、トップ
◆㈱ 良品計画
無印良品
◆レキットベンキーザー・ジャパン ㈱
ミューズ、クレアラシル
◆レブロン ㈱
レブロン
◆ロクシタンジャポン ㈱
ロクシタン
◆㈱ シャルレ
エタリテ、シャルレセルフィア
動物実験していると回答したメーカー
これまで、数えきれないほどの動物たちが化粧品のために犠牲になり、そして今この瞬間も、人知れず実験室の中で苦しんでいる動物たちがいます。痛みや恐怖のなかで、どれだけ必死に「助けて」「やめて」と願っても、実験動物たちは、その身体を実験台にされ、最後には殺されてしまう運命から逃れることはできません。
動物実験をなくすことができるのは、人間だけです。苦しみの中にいる彼らを救うために、私たち消費者が「言葉」にして伝えていきましょう。
これは非常に地道な活動で、「どうせ私一人の力じゃなにも変わらない」とくじけそうになってしまう瞬間があるかもしれません。しかし、EUをはじめ、さまざまな国で、一人ひとりの消費者が「化粧品の動物実験をやめて」と声をあげたことによって、企業や国を動かし、化粧品の動物実験禁止を実現したのです。
日本でも、私たち消費者が声をあげ、化粧品の動物実験をなくしましょう!
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