『JAVAコスメガイドVol.6』の紹介

石けんやシャンプー、基礎化粧品やメイクアップ用品といった化粧品類の毒性や有効性を調べるために、数多くの動物実験が行われています。業界や企業が隠しているその実態を知ったあなたが、「小さな動物たちが傷つけられ、殺されていくような製品は使いたくない」と思ったら ――?
そんな時、手にしてほしいのが『JAVAコスメガイド』です。

JAVAコスメガイド』とは

JAVA独自のアンケートによって、化粧品メーカーなどを「動物実験していない」「動物実験している」に分類した『動物たちに優しい化粧品や日用品を選ぶためのガイドブック』 です。1998年にVol.1を発行、今刊でVol.6となります。

Vol.6では、日本の化粧品メーカーと、海外ブランドの化粧品を輸入販売する支社・代理店を合わせた約1,000社に対して、「JAVA化粧品アンケート2023」を2023年9月〜2024年6月に実施。その回答と、追加した調査結果を集計して作成しました。 さらに化粧品の動物実験の実態や化粧品製造販売のシステム、動物実験をめぐる海外の動き、動物実験代替法などに関する記事もあり、充実の一冊です。

動物実験していない化粧品メーカー数は過去最多の255社

動物実験していないメーカーの数は、コスメガイド作成を開始した1998年(58社)から増え続け、今号では過去最多の255社となりました。この他にも、動物実験しているメーカーや、原料での動物実験については不明のメーカー、中国に輸出する際の動物実験を行なっているメーカー、アンケートに回答しなかったメーカー(一部)なども載せています。

動物実験していないメーカーについては、取り扱っている製品(台所洗剤や洗濯洗剤も含む)や購入場所もわかるようになっており、実験していないことを公表しているメーカーにはマークを付けています。さらに、JAVAコスメガイドをご購入くださった方には、動物実験していないメーカーリストの簡易版のPDFファイルをご提供していますので、ぜひ、ショッピングのご参考にしてください。

サンプルページ(※クリックすると拡大表示できます)

動物を救う鍵を握るのは、エシカルコンシューマー!

EUでは2013年3月に、化粧品の動物実験も、動物実験された化粧品の販売も禁止になりました。これは、消費者があきらめずに「化粧品の動物実験にNO!」を訴え続けた結果です。このEUでの禁止を機に他の国や地域でも化粧品の動物実験をなくす動きが広がり始めています。

日本では、JAVAが1990年代から、大手メーカーの資生堂、コーセー、カネボウなどをターゲットにキャンペーンを始めて、これまで、たくさんの消費者が動物実験反対を訴えた結果、2013年ついに化粧品会社最大手の資生堂が日本国内での動物実験を廃止しました。そして他の大手メーカーもそれに続いている状況です。

EUでも日本でも、動物実験をなくす力を持つのは、倫理的なものを求める消費者です。「動物実験していない」という基準で化粧品や日用品を選ぶことによって、実験の犠牲になる動物たちを解放することへつながります。 コスメガイドでは、『化粧品の動物実験をなくすための5つのアクション』と題して簡単なアクションも紹介していますので、ぜひこれを参考にして、あなたも消費者の力を発揮してください!

*下記の「メーカーに意見を届けよう」のページにも、動物実験しているメーカーや、JAVAのアンケートに回答しなかったメーカーの一覧を掲載しています。ぜひメーカーに意見を届けたり問い合わせてみてください。

JAVAコスメガイドのご注文について

ご購入希望の方は、『JAVAグッズストア』(Yahoo!ショッピング)よりご注文ください。

※ネット通販をご利用いただかない場合は、お電話、FAX、メール、お葉書でのご注文も承っております。
ご注文の際には、件名に必ず「コスメガイド購入希望」とご明記の上、「お名前」「ご住所」「お電話番号」「ご注文数」をJAVA事務局までお知らせください。

TEL03-5456-9311
FAX03-5456-1011
E-mailjavaあっとjava-animal.org ※「あっと」を半角の「@」に変えてください

JAVAコスメガイドを販売していただけませんか?

JAVAコスメガイドは基本的に事務局を通しての販売となりますが、趣旨をご理解いただいた上で販売してくださるお店を募集しております。「うちのお店でもコスメガイドを販売したい!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ直接JAVA事務局までお問い合わせください。
また、パネル展など各種イベントでの販売も大歓迎です!ぜひご相談ください。

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