46,000の願い―資生堂に署名を提出いたしました

2009年11月26日

11月26日、皆さんからお預かりした「化粧品の動物実験廃止」を求める45,882名分の署名を、資生堂に提出してまいりました。

さらに、資生堂本店がある銀座と本社事務所のある新橋にて、署名提出を告知するチラシ配りを行いました。

私たちJAVAからの「2009年中に動物実験を廃止してほしい」という以下の要請事項に対し、資生堂から12月22日までに書面にて回答するとの約束を得ました。

国内最大手の資生堂が、約46,000名の思いを真摯に受け止め、画期的な決断をくだせるかどうかに注目です。


株式会社資生堂
代表取締役社長 前田新造 殿

私たちは、化粧品開発のために動物たちが、実験に使われ、苦しめられているということに強い憤りを感じ、動物実験が一刻も早く廃止されることを望んでいます。
EUでは2009年3月に域内における化粧品の動物実験が禁止になり、EU域外で動物実験がなされた化粧品の販売も禁止になるなど、化粧品の動物実験廃止が国際的に現実のものとなってきています。
日本の“ナショナルブランド”として世界に誇るためには、この残酷な動物実験を一刻も早く廃止すべきです。
私たちは、国内最大手である貴株式会社資生堂に、日本の業界全体、ひいては世界の化粧品業界を動物実験廃止へと牽引していく、真の動物愛護精神をもったリーディング・カンパニーになっていただきたいと願い、以下の事項を2009年中に実行されるよう、強く要望します。

1.化粧品、薬用化粧品などの医薬部外品、家庭用洗剤などのトイレタリー製品のために行なっている動物実験をすべて廃止してください(他機関への委託も含む)。
2.子会社・系列会社などの関連会社においても、同様の動物実験をすべて廃止してください(他機関への委託も含む)。
3.その他商品取引のあるメーカーに対して、動物実験の廃止を働きかけてください。

2009年11月26日

署名者代表
NPO法人動物実験の廃止を求める会(JAVA)
理事長 他45,881名

賛同団体
あだち地域猫の会
北日本動物福祉協会
Go!Cats(ゴーキャッツ)
動物会議
動物と人間の共生を考える会(ティーア・フロインデ)
動物ボランティアCat28(キャットにゃ~)
NPO法人 保健所の成犬・猫の譲渡を推進する会

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