<米国>ミシガン州、解剖実習に関する方針
2014年11月1日
米国の動物保護団体PETAとの長い話し合いの末、ミシガン州教育委員会は「解剖実習における選択方針」を採択した。これにより州内157万人以上の生徒が、残酷な解剖実験を強いられることなく最新のコンピュータソフトまたは人道的な方法で解剖を学ぶことができるようになった。
PETA’s Animal Times Issue 3, 2014より
以下がミシガン州教育委員会が採択した方針です。
ミシガン州教育委員会による動物解剖実習を拒否する生徒に対する方針 ミシガン州教育委員会では、道徳的、倫理的、宗教的思想やその他様々な理由により動物の解剖実習に対し反対する生徒が急激に増えている事実を考慮し、動物を使わない方法(コンピュータシミュレーションソフト等)の利用を可能にした。また、代替法を使えばさらに学習は効果的になり、費用削減にもつながると当委員会は認めている。代替法を希望する生徒には随時対応し、教育と学習の環境が誰にとっても開放的であるように整えること、また解剖に反対する学生に対し懲らしめるための罰を与えてはならないこと、という点で主要な科学教育団体とも合意した。
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Michigan Department of Education: Michigan State Board of Education Policy Student Options for Animal Dissection Coursework