日本最大級!エキゾチックアニマル 展示即売会視察レポート 2019
2019年5月18日
5月18日(土)・19日(日)、東京・池袋サンシャインシティで開催された日本最大級のエキゾチックアニマル展示即売会「東京レプタイルズワールド2019」。「見て、触れて、学べて、そして買える」がコンセプトのこのイベントでは、世界各地から輸入された爬虫類や猛禽類をはじめとしたエキゾチックアニマル約10,000匹が展示・販売されていました。
「展示方法が酷い」と悪評が絶えないこのイベントを、2017年に視察しご報告しましたが、今年の様子をお伝えします。
前回と一番大きく変わったところは「撮影禁止」の張り紙がやたら目につくようになったことです。撮影禁止の店舗では、アカハナグマが身動きできないような狭いケージに入れられ、終始ケージをかじっていました。本来ゆっくりとした動作のナマケモノは、ケージの中をしきりに右往左往しながらこちらに手を伸ばしてくるという、正常ではない動きをしていました。そんな中で多くの来場者が、洋服やファッション小物を選ぶように「生命ある生き物のお買い物」を楽しんでいる異様な雰囲気に戸惑い、恐怖すら覚えました。
出展している業者にモラルや福祉を求めるのは難しいことかと思いますが、次回の動物愛護法改正でこのような即売会ができないようにさせるため、さらに強く求めていきたいと思います。