慶應義塾湘南藤沢高等部、子ブタの死体の解剖を強行!
1月に皆さまに中止を求める声を届けていただくようお願いしていました、慶應義塾湘南藤沢高等部での子ブタの死体の解剖実習ですが、この学校は寄せられた声や生徒たちの気持ちを無視し、高等部1年生の6クラスすべてで解剖を強行しました。
学校は解剖実習への参加を生徒たちに強制はしていません。しかし、「学校から解剖実習をなくしてほしい」とJAVAに相談してきた在校生、卒業生の方たちは、自分たちが解剖をしなければ良いと考えているのではなく、学校で動物たちが実習の道具にされ、その体を切り刻まれていることに心を痛めているのです。
同校は今後もやめる意思を表明していません。
ぜひ、次年度以降は解剖実習を廃止し、二度と実施をしないよう、再度、解剖実習に反対の声を届けてください。
【要望先】
慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部
部長 尾上義和殿
〒252-0816 神奈川県藤沢市遠藤5466
TEL:0466-49-3585もしくは3586
FAX:0466-47-5077
Email: sfcjs@info.keio.ac.jp
慶應義塾湘南藤沢高等部で子ブタの死体の解剖が行われます 中止を求める声を!
🗓2023年1年5日
数ある解剖実習の中の、高等部1年生の生物基礎の授業で行われ続けてきた子ブタの死体の解剖実習が、2023年1月に実施されることが判明しました。
学校は解剖実習への参加を生徒たちに強制はしていません。しかし、「学校から解剖実習をなくしてほしい」とJAVAに相談してきた在校生、卒業生の方たちは、自分たちが解剖をしなければ良いと考えているのではなく、学校で動物たちが実習の道具にされ、その体を切り刻まれていることに心を痛めているのです。
一人でも多くの方から、「慶應義塾湘南藤沢の高等部で子豚の死体の解剖をやると聞いた。中止して!」「学校のすべての解剖実習をなくして」「子どもたちを心を傷つける教育はおかしい」「動物の体は学習の道具にするなんて間違っている」などの声を届けてくださいますよう、お願いします。
【要望先】
慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部
部長 尾上義和殿
〒252-0816 神奈川県藤沢市遠藤5466
TEL:0466-49-3585もしくは3586
FAX:0466-47-5077
Email: sfcjs@info.keio.ac.jp
慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部で子ブタの死体を解剖
🗓2022年11月8日
この学校の在校生ならびに卒業生の方々から、解剖の授業に関して次のような情報と「解剖をさせられてつらかった」「嫌なら他の課題でよいと言われたが、学校で解剖をやっていることが嫌だった。解剖の授業をなくしてほしい」との訴えがJAVAに寄せられました。
また、保護者の方々からは、子どもたちに解剖を体験させることによる悪影響を心配する声が届きました。
- 中等部2年生の時に、理科の授業でブタの眼球と心臓の解剖の授業があった。
- コロナ禍では、教諭が解剖する様子を教室のモニターに映し出し、それを観る形で行われた。
- 教諭から、「苦手な生徒は観なくてよい」と言われ、実際、机に伏せるなどして解剖の様子を観ないようにしていた生徒が何人もいた。
- 教諭からは「コロナ禍でなければ、班で眼球一つを解剖させたかった」との発言もあった。
- 1人でひとつの手羽先を解剖する授業もあった。
- 高等部1年生の生物基礎の授業で、冷凍された子ブタの解剖実習があった。
- 教諭の説明によると、子ブタは裏の養豚場から入手しているとのことだった。
- 嫌がる生徒に強制はなく、他の課題が与えられた。
- ここ2年はコロナの影響で解剖の様子をビデオで観る方法だった。ビデオを観た後、気持ち悪くなり、お弁当が食べられなくなった生徒もいた。
解剖実習には、子どもたちの精神に悪影響を与え、生命倫理感を狂わせるなど多くの問題があります(「JAVAが動物の解剖実習に反対する理由」参照)。今回は死体でしたが、死んだ動物であっても子どもたちに及ぼす悪影響があります。さらに各地の養豚場で豚熱が発生し大きな問題となっていますが、豚熱のウイルスは冷凍下でも長期間生存するため、養豚場からもらってきた子ブタの死体を解剖に用いることは衛生上のリスクも皆無ではないでしょう。
JAVAは2022年7月、同校に対して、「すべての授業、部活動、イベント等における動物(生体、死体、臓器・器官を問わず)の解剖を廃止すること」を強く要請しました。
ぜひ皆さんからも慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部の解剖実習に抗議し、廃止を求める声を届けてください。
慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部
部長 尾上義和殿
〒252-0816 神奈川県藤沢市遠藤5466
TEL:0466-49-3585・3586 FAX:0466-47-5077