One Voiceは、ファッション誌『ELLE』（エル）を支持します

FFAのメンバー団体であるフランスの動物保護団体One Voiceは、2024年2月28日にNanterre司法裁判所に出廷し、ELLE INTERNATIONALとフランスにおける同社の独占ライセンス業者の弁護をしました。ELLE INTERNATIONALは、「リアルファーは動物にとって苦痛の源であり残酷である」という発言をしたことなどに対して、フランス毛皮取引連盟から訴えられています。
2021年12月、ファッション誌『ELLE』は世界中の全刊行物において、毛皮ファッションを掲載しないことを発表し、「動物虐待を拒否する」と宣言しました。同誌はファッション界ではフランスのみならず、世界でも中心的な立場であるだけに、この毛皮業界に対抗する宣言は大きな決断でした。
また、One Voiceは数回にわたり、フランス国内のミンク農場の調査をし、アニマルウェルフェアや環境への深刻な影響を記録しています。フランス毛皮取引連盟は、ELLEの報道の自由に対する攻撃だけでなく、調査の証拠も否定しています。
ミンク、キツネ、タヌキ、その他のファッションの犠牲となっている動物たちのために、One Voiceはこの公聴会に ELLEと共に出廷しました。

出典：https://www.furfreealliance.com/one-voice-supports-elle-against-the-furriers-union